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【材料】東芝テックが後場上げ幅を拡大、国内POSシステム好調で第3四半期営業利益64%増

東芝テック <日足> 「株探」多機能チャートより
 東芝テック<6588>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろに発表した第3四半期累計(17年4~12月)連結決算が、売上高3719億3300万円(前年同期比2.0%増)、営業利益172億2300万円(同64.2%増)、純利益117億6600万円(同2.4倍)と大幅増益だったことが好感されている。

 大手顧客向けを中心に国内POSシステムが好調に推移したことに加えて、米州や中国向けが好調だった海外市場向け複合機が堅調に推移したことが業績を牽引した。また、国内市場向けPOSシステムの機種構成の改善による粗利益の増加や販管費の減少なども寄与した。

 なお、18年3月期業績予想は、売上高は5050億円(同1.5%増)、営業利益は200億円(同36.5%増)の従来見通しを据え置いた。純利益は子会社株式売却益の計上や、米国の税制改正に伴い繰延税金資産および負債の取り崩しがあったことなどで法人税が予想に比べて減少する見込みであることから、90億円から125億円(前期比61.1%増)へ上方修正した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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