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【材料】翻訳センター---3Q減収となるもコアビジネスの翻訳事業は増収

翻訳センター <日足> 「株探」多機能チャートより

翻訳センター<2483>は9日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.3%減の76.45億円、営業利益が同9.4%減の5.16億円、経常利益が同10.5%減の5.21億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.5%増の3.64億円となった。

同社グループのコアビジネスである翻訳事業の売上高は前年同期比3.6%増加したことに加え、派遣事業の売上高が前年同期比28.2%増加、通訳事業の売上高が前年同期比21.9%増加したものの、コンベンション事業が低調に推移したことにより、減収となった。利益面においては、コンベンション事業の売上高が減少したものの、売上総利益率の高い翻訳事業の売上が堅調に推移したことにより売上総利益は増加した一方で、販売費及び一般管理費は人件費などが増加したため、営業利益、経常利益は減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は増益となった。
2018年3月期通期については、売上高が前期比3.7%増の106.00億円、営業利益が同11.8%増の7.80億円、経常利益が同11.5%増の7.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.2%増の5.30億円とする17年11月に上方修正した業績予想を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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