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【材料】DMG森精機が大幅反発、今期最終は31%増で28期ぶり最高益、10円増配へ

DMG森精機 <日足> 「株探」多機能チャートより
 13日、DMG森精機 <6141> が決算を発表。17年12月期の連結最終損益は152億円の黒字(前の期は78.2億円の赤字)に浮上して着地。続く18年12月期の同利益は前期比31.0%増の200億円に拡大し、28期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

 今期は国内や欧米の堅調な受注環境を背景に、工作機械の販売数量が伸びる。人件費は増加するものの、増収効果とコスト削減で吸収し、19.1%の営業増益を計画する。併せて、創立70周年記念配当10円を実施する形で、今期の年間配当は前期比10円増の50円に増配する方針としたことも支援材料となった。

 前日終値ベースの予想PERが16.4倍→12.3倍に低下する一方、配当利回りは2.46%に上昇し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

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