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【材料】コマツが4日ぶり急反発、中国と米国向け建機需要拡大で見直し買い

コマツ <日足> 「株探」多機能チャートより
 コマツ<6301>が4日ぶり急反発。前日に昨年12月21日以来の4000円大台割れ(終値ベース)となったが、目先下げ過ぎとの見方から買いが優勢となり5日移動平均線とのマイナスカイ離を解消した。

 中国では習近平1強体制のもとで道路や鉄道などのインフラ工事が加速しており、同社の建機販売を後押ししている。また、米国ではパイプライン敷設工事に絡む需要が旺盛だが、今後トランプ政権下で大型インフラ投資政策への期待が膨らむ。さらにインドネシアでは鉱山機械が堅調であり、足もとの円高を考慮しても海外実需面から業績拡大要因に事欠かない。17年4~12月期の営業利益は前年同期比76%増の1881億8900万円と好調、通期予想に対する進捗率は87%に達しており、上振れて着地する可能性があり、好調な業績見込みを背景に見直し買いを呼んでいる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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