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【材料】三井造は4日続落、18年3月期営業損益予想を下方修正し20年ぶり赤字に転落

三井造 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井造船<7003>が4日続落している。6日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、営業損益を100億円の黒字から20億円の赤字(前期83億400万円の黒字)へ、最終利益を30億円から10億円(前期比91.8%減)へ下方修正しており、20年ぶりの営業赤字となることが嫌気されている。

 売上高は7000億円(同4.3%減)の従来計画を据え置いたものの、三井海洋開発<6269>の営業利益および経常利益が計画を下回ったことに加えて、エンジニアリングセグメントの一部工事で、天候不順よる工期延長などで追加費用が発生したこと、さらに同部門の受注戦略の見直しに伴う一時的な操業低下で固定費回収不足や逸失利益が発生したことなどが要因としている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(17年4~12月)決算は、売上高5199億3700万円(前年同期比5.0%増)、営業損益16億800万円の赤字(前年同期20億2000万円の赤字)、最終損益36億400万円の赤字(同17億2400万円の黒字)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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