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【材料】ムサシ---3Q増収、衆院選向け選挙機材販売が好調、新子会社も寄与

ムサシ <日足> 「株探」多機能チャートより

ムサシ<7521>は6日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.0%増の269.18億円、営業利益が同22.2%減の8.18億円、経常利益が同21.8%減の9.01億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同11.8%減の6.33億円となった。

「選挙システム機材」の販売が、昨年10月の衆議院選挙向けに好調に推移した。また、昨年9月に連結算入した新子会社エム・ビー・エス(株)における感圧紙等の販売も順調に推移した。

このほか「印刷システム機材」「情報・産業システム機材」などの販売は、いずれも減収となったものの、「紙・紙加工品」における新子会社の連結算入と「選挙システム機材」の販売増によって前年同期比増収となった。

また、利益面では、自社開発商品である「選挙システム機材」の大幅な増収効果により全体の利益率が向上し、第3四半期業績は大幅に進捗する結果となった。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.8%増の383.69億円、営業利益が同5.6%増の11.70億円、経常利益が同2.5%減の12.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.9%増の8.36億円とする17年10月に上方修正した業績予想を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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