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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:ニチダイがストップ高、綜研化学は昨年来高値更新

綜研化学 <日足> 「株探」多機能チャートより

<4972> 綜研化学 2649 +315
大幅反発で昨年来高値更新。17年4-12月期(第3四半期累計)決算とともに、18年3月期業績予想の上方修正と増配を発表している。第3四半期累計の営業利益は前年同期比30.0%増の22.23億円で着地した。通期営業利益見通しについては従来の24.00億円から29.00億円(前期は22.87億円)へと引き上げた。期末配当予想も1株当たり40.00円から70.00円(うち特別配当10.00円、記念配当10.00円)に増額している。

<2489> ADWAYS 558 -100
ストップ安比例配分。17年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比2.2倍の3.44億円で着地した。ただ、10-12月期の3カ月のみ見ると0.32億円の営業赤字となり、7-9月期(2.14億円の営業黒字)から損益が悪化する格好となった。国内事業での売上減や販管費の増加などが響いたもよう。18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比77.4%増の5.60億円とする従来予想を据え置いている。

<6777> SANTEC 1238 -400
ストップ安比例配分。17年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比19.8%増の5.53億円で着地した。採算性の高い光測定器関連事業の売上比率が高まった。ただ、増益率は4-9月期(同142.6%増)より大幅に縮小しており、ネガティブ視されたようだ。18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比11.7%増の7.10億円とする従来予想を据え置いている。

<3633> GMOペパボ 3240 +70
続伸。17年12月期決算を発表している。営業利益は前期比6.6%増の1.43億円となり、従来予想(1.00億円)から一転して増益を確保した。期末配当予想も従来の19.00円から25.00円(前期は30.00円)に増額している。また、18年12月期の通期業績については営業利益で同2.3倍の3.30億円との見通しを示しており、ポジティブ視されたようだ。ホスティング事業とハンドメイド事業が業績をけん引する。

<6467> ニチダイ 2332 +400
ストップ高で連日の上場来高値更新。東証が信用取引に関する臨時措置を実施している。本日売買分から委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)とされている。また、日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を30%から50%(同20%)とした。ただ、足元の強い値動きや2月1日発表の17年4-12月期(第3四半期累計)決算を受けて短期資金が集中したようだ。

<2477> 手間いらず 2716 -474
大幅続落。17年7-12月期(第2四半期累計)の業績観測が報じられている。営業利益は前年同期比4割増の3億円強となり、この期間としては過去最高となったようだ。訪日外国人(インバウンド)の増加が追い風になったという。ただ、7-9月期(第1四半期)を36.1%営業増益で通過していたため、好材料視する向きは限定的のようだ。本日は相場全体の地合い軟化や目先の材料出尽くし感から売りがかさんだもよう。

《DM》

 提供:フィスコ

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