【材料】早稲田アカデミー---通期業績予想の修正を発表

早稲田アカデミー<4718>は、小学生・中学生・高校生向け学習塾を首都圏で直営展開。早慶付属高校の合格実績トップ。医歯薬系向け予備校や社会人研修も扱う。18.3期上期生徒数は小学生2桁増、中学生・高校生も増加。18.3期2Qは増収減益。

同社は25日、2017年5月8日公表した2018年3月期通期の業績予想を修正することを発表した。修正した2018年3月期連結業績予想数値は、売上高が期首予想比2％増の222.28億円、営業利益が同0.6％増の11.71億円、経常利益が同0.7％増の11.69億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.1％増の7.31億円とする。
同社は2018年1月4日付で集学舎社およびクオード・エンタープライズ社を完全子会社化し、両社の収益・取得関連費用などを精査した結果、増額することとなった。
また、同社単体の業績は塾生数が順調に推移しており、今後もこの傾向が続くと予測され、売上高が期首予想比1.3％増の214.05億円、経常利益が9.4％増の12.1億円、当期純利益が15.3％増の8.01億とした。

御三家中学など難関校への合格実績や芦田愛菜さん起用の広告効果で新入生が着実な増加。指導品質向上への取組等で塾生の退塾率が低下基調。組織改革で人件費も抑制。18.3期は増収増益へ。株価の再上昇を見込む。

会計期／実予／売上高／営業利益／経常利益／純利益／EPS／配当
18.3期連／Ｆ予／21,850／1,180／1,180／730／87.58／30.00
19.3期連／Ｆ予／22,200／1,300／1,300／800／95.98／30.00
※単位：百万円、円、Ｆ予：フィスコ予想（執筆日：2017/10/18）

《MW》

　提供：フィスコ