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【材料】アドバンテストが大幅反発、スマホ関連試験装置需要持ち直し18年3月期業績予想を上方修正

アドテスト <日足> 「株探」多機能チャートより
 アドバンテスト<6857>が大幅反発。30日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を1800億円から1950億円(前期比25.1%増)へ、営業利益を180億円から200億円(同43.8%増)へ、純利益を145億円から150億円(同5.6%増)へ上方修正したことが好感されている。

 非メモリ半導体用テストシステムで車載半導体やディスプレードライバ向けに高水準の需要が続くとみられるほか、停滞していたスマートフォン関連の試験装置需要が昨年末から持ち直し、第4四半期に一層の市況改善が見込まれることが要因。また、メモリ半導体用テストシステムも不揮発性メモリ向け、DRAM向けとも高水準の需要が続く見通しで、これらが収益を押し上げるという。なお、想定為替レートは1ドル=110円から111円へ、1ユーロ=130円から129円へ見直している。

 同時に発表した第3四半期累計(17年4~12月)決算は、売上高1392億8800万円(前年同期比29.5%増)、営業利益106億4500万円(同14.6%増)、純利益74億7300万円(同1.4%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年01月31日 12時41分

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