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【市況】東京株式(前引け)=続落、米株安受けリスクオフの流れ続く

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 30日前引けの日経平均株価は前日比152円08銭安の2万3477円26銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は7億119万株、売買代金概算は1兆3118億5000万円。値上がり銘柄数は474、対して値下がり銘柄数は1499、変わらずは88銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが170ドルを超える下げをみせたことで、リスク回避の流れが続いた。日経平均は朝方売り一巡後、いったん下げ渋る場面もあったが、戻し切れず主力値がさ株中心に売り直された。足もとドル売りの流れが一服しているとはいえ円高警戒感が根強いほか、アップルのiPhoneXの減産報道などがハイテク株に重荷となっている。ただ、下値では押し目買いの動きや買い戻しも観測され、日経平均は一時200円を超える下げをみせたものの、前引けにかけて下げ幅を縮小している。

 個別では任天堂<7974>が軟調、ファナック<6954>も安い。信越化学工業<4063>、東京エレクトロン<8035>なども下落した。ファーストリテイリング<9983>が売られ、村田製作所<6981>も値を下げた。ツクイ<2398>、日立金属<5486>が大幅安。半面、KIMOTO<7908>がストップ高に買われ、東洋機械金属<6210>、コムチュア<3844>なども値を飛ばした。横河ブリッジホールディングス<5911>、スター・マイカ<3230>が大幅高、イントラスト<7191>、東京エレクトロン デバイス<2760>も大きく上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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