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【市況】利食い優勢も24000円処での底堅さを意識/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 23989.08 (-135.07)
TOPIX  : 1903.50 (-7.57)

[後場の投資戦略]

 日経平均は反落して始まり、その後は24000円を挟んでのこう着が続いている。昨日の決算にサプライズが無かった安川電<6506>が利食いに押されているほか、ファナック<6954>の週末決算への警戒につながっている。ソニー<6758>は米系証券による格下げがきっかけといったところ。とはいえ、これまで強いトレンドが続いており、利益確定の動きは当然といったところであろう。ただ、安川電の決算で一段高がみられず、為替市場での円高を背景に、先回り的な売買は手控えられやすい。そのため、主力決算を見極めつつ、物色は中小型株にシフトしやすい。

 とはいえ日経平均は24000円処での底堅さが意識されている。利食いを吸収しつつ、次の25000円に向け、押し目買い意欲の強さは意識されそうだ。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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