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【市況】東京株式(前引け)=反落、円高進行などを嫌気して売り優勢

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 24日前引けの日経平均株価は前日比135円07銭安の2万3989円08銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億2908万株、売買代金概算は1兆4160億1000万円。値上がり銘柄数は932、対して値下がり銘柄数は1003、変わらずは127銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、利益確定の売りに押される展開となった。外国為替市場でドル安・円高が進み輸出セクター中心に買いが手控えられている。企業の好業績期待を背景に、途中下げ渋る場面もあったが、前場後半は一時1ドル=110円台を割り込む円高を嫌気する形で下げ幅を再び広げた。25日にECB理事会を控えており、この結果を見極めたいとの思惑も様子見ムードを助長している。

 個別では任天堂<7974>、ソニー<6758>が安く、ファナック<6954>、安川電機<6506>も売られた。村田製作所<6981>も軟調。レナウン<3606>が大幅安となったほか、NISSHA<7915>も大きく値を下げた。半面、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、ブイ・テクノロジー<7717>も上昇した。新川<6274>が急伸、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、東邦チタニウム<5727>は揃って値を飛ばした。セック<3741>、トランザクション<7818>なども高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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