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【通貨】外為サマリー:一時1ドル111円10銭台に上昇、黒田総裁の発言がきっかけ

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=110円98銭前後と、前日午後5時時点に比べ20銭程度のドル高・円安となっている。

 欧州時間のドル円相場は、午後3時30分から行われた黒田日銀総裁の会見をきっかけに急動意。会見で「金融緩和の出口のタイミングやその際の対応を検討する局面には至っていない」などと述べたことがドル買い・円売りにつながり、それまでの110円80銭近辺での動きから午後4時頃には一時111円17銭まで上昇した。ただ、市場では日銀が今後、金融正常化に踏み出すとの思惑は依然残っているようで、買い一巡後は一服商状となっている。

 ユーロは対円で1ユーロ=135円97銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.2252ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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