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【材料】個人投資家わらしべ:DLEはTGC(東京ガールズコレクション)伸長に期待【FISCOソーシャルレポーター】

DLE <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年1月21日22時に執筆

【「事業構造改革」は成長路線転換へのキーワード】

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

「事業構造改革」は従来からの業態から新しい業態へ転換することですが、そのためには「不採算事業からの撤退」や「人員整理」などに伴う費用が発生することから単年度決算ではネガティブ視され、株価も調整局面に向かう場合があります。

しかしながら、「事業構造改革費用」は新たな収益構造に転換するために必要なポジティブな費用であり、「一時的なコスト」と考えられることから、成長路線に転換する前の調整局面は安値圏から成長株に投資する絶好のチャンスと考えられると思います。

そういった観点からDLE<3686>注目してみたいと思います。

DLE<3686>
東証一部


【IP(著作権や、商標権等の知的財産権)ビジネスを事業展開】

ファッション・ビューティー、アニメーション・キャラクター分野を2本柱とする
IP(知的財産権)ビジネスを軸に事業展開しています。
※IP(Intellectual Property:著作権、商標権等の知的財産権)


【前期は事業構造改革費用費用発生により赤字だが今期第1四半期は黒字転換スタート】

前期は一部映像制作事業からの撤退、それに伴う希望退職募集等の構造改革費用が発生し、赤字決算となりましたが、今期第1四半期は黒字転換しています。

18年9月期会社予想(連結)は売上59.99億、営業利益1.7億の赤字、経常利益1.83億の赤字、親会社に帰属する当期純利益は1.97億の赤字を予想しています。

しかし、今期第1四半期決算では売上15.29億、営業利益0.76億の黒字、経常利益0.77億の黒字、親会社に帰属する当期純利益は1.13億の黒字となっており、好調なスタートと言えると思います。

第1四半期決算短信より引用

「当第1四半期連結累計期間においては、IPの露出先の拡大や展開手法の多様化による、IP価値の成長に連動し、各サービスを展開いたしました。その結果、セールスプロモーションの増収、「TOKYO GIRLS COLLECTION」ブランドの伸長及び新規事業の順調な立ち上がり等により、売上及び利益は順調に推移いたしました。」

※早くも事業構造改革の効果は表れており、同社の強みであるIP(知的財産権)ビジネスへ経営資源を集中したことによる成長路線への転換が期待されると思います。

【チャートはボトム圏、2014年には「1,443円」をマーク、人気化すれば上値は高い】

テクニカル的には昨年来高値は「878円」昨年来安値は「401円」であり1月19日の終値「453円」はボトム圏といえると思います。

今期会社予想は赤字ですが、第1四半期時点で既に黒字転換しており、主力となるIP(知的財産権)事業は好調な立ち上がりを見せていることから事業構造改革の効果が今期から顕在化してくる可能性があり、今期第2四半期決算(2月7日発表予定)でその好調さが明らかになれば今後の株価は居所を変えてくる可能性は大きいと思われます。

2014年には「1,443円」をマークしていることから、ひとたび人気化すれば上値は高い銘柄と言えると思います。

株価 453円(1月19日終値)


執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ

《SK》

 提供:フィスコ

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