【市況】ETF売買動向＝11日前引け、ＶＩＸベア、日興高配低ボが新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.7％増の1180億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同34.4％増の1084億円だった。

　個別では上場日本高配当 <1698> 、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> 、ＮＥＸＴ　Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> 、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> 、ＭＡＸＩＳ　コア３０ <1344> など16銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> 、ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> は7.29％安、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> は6.81％安、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> は4.47％安と大幅に下落。

　日経平均株価が80円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金723億5500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均885億1400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が124億100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が109億2600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が40億8400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が25億7100万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が16億3300万円の売買代金となった。

株探ニュース