市場ニュース

戻る
 

【テク】日経平均テクニカル:23800円近辺での底固め


4営業日ぶりに反落。年初からの急ピッチの上昇に対する調整が入った格好である。ボリンジャーバンドでは+3σから+2σの水準まで下げており、やや過熱感は和らいでいる。とはいえ、まだ+2σを上回っており、もう一段の調整はありそうだ。一方で、週足ではバンドが拡大する中で+2σと+1σとのレンジ内で推移しており、過熱感は出てない。+2σは24300円処まで切り上がっており、短期的な過熱を冷ましつつ、一段とトレンドが強まりやすいところである。長期では1992年1月高値の23800円をクリアしたことから、23800円近辺での底固めをしておきたいところである。長期的なダブルトップ形成が意識されてくると、次第に利益確定の流れが強まってくる可能性もある。

《CS》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均