【材料】<動意株・9日>(前引け)=カルナバイオ、大和重工、曙ブレーキ
カルナバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
大和重工<5610>=急伸。8日付の複数のメディアで、「下水道用マンホールのふたのうち、国の定める標準耐用年数を過ぎて老朽化の恐れがあるものが、全体の2割に当たる約300万個に上るとみられることが7日、業界団体の推計で分かった」(日本経済新聞)と報じられており、マンホールのふたなど景観製品を手掛ける同社に思惑的な買いが入っているようだ。記事によると、ふたの標準耐用年数は車道部で15年、歩道部30年が交換の一つの目安となっており、業界団体の日本グラウンドマンホール工業会が推計したところ、現時点で設置から30年を超えたふたが約300万個残っている計算になるという。こうした推計が明らかになったことで、今後、自治体による交換が進むと見られ、需要増が期待されている。
曙ブレーキ工業<7238>=大幅高で3日続伸。8日付の日本経済新聞で「電気信号で動きを制御する電動ブレーキを開発する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っているようだ。記事によると、電気信号を流すことでモーターを動かして車輪を制御する仕組みで、油圧配管などの部品が不要となるため、軽量化にもつながるという。電気自動車の普及で車の制御も電動化が進む動きに対応するのが狙いで、22年の実用化を目指すとしている。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年01月09日 15時20分