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【通貨】東京為替:ドル・円は上げ渋り、ユーロ・ドルの上昇受け失速

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

今日の東京市場でドル・円は上げ渋り。東京市場が年始による休場で薄商いのなか、アジア株高で円売りに振れたが、ユーロ・ドルの上昇の影響でドルが下押しされた。


ドル・円は2017年末のドル売り基調を受け継ぎ、本日の朝方はやや売りが強まり、112円59銭まで弱含む場面もあった。その後は上海株などアジア株の堅調地合いを手がかりに円売りに振れ、ドルは112円79銭まで上昇。


午後から夕方にかけてはアジア株高で円売りは続いたものの、ドル買い材料が乏しくドルは伸び悩んだ。また、ユーロ・ドルが欧州勢とみられる買いが入り、ドルに下押し圧力がかかりやや値を下げる展開となった。


なお、ユーロ・円は135円18銭から135円63銭まで値を切り上げた。また、ユーロ・ドルは1.2004ドルを下値にもみあった後、夕方にかけて1.2038ドルまで上昇した。

・17時時点:ドル・円112円60-70銭、ユーロ・円135円50-60銭
・日経平均:休場

【要人発言】
・周小川・中国人民銀総裁
「2018年は穏健な金融政策と妥当な融資の伸びを維持」

【経済指標】
・中・12月財新製造業PMI:51.5(予想:50.7、11月:50.8)

《MK》

 提供:フィスコ

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