【市況】仮想通貨マイニングマシンが商品化へ【フィスコ・ビットコインニュース】

ITサービス運営やシステム設計を手掛けるゼロフィールドは、国内で初めて仮想通貨のマイニングマシンを法人として開発及び商品化し、12月から販売を開始したことを26日に発表している。

仮想通貨によって行われるすべての取引が承認されるために行われるマイニングでは、スーパーコンピューターなどを通した膨大な量の計算を繰り返し行う必要があり、同社はこのほどマイニングを行うマシンを商品化したという。

同マシンは、ビットコインを現金化することで収益源を獲得するが、マイニングマシンの規模によっては40％の利益も見込まれるとのこと。また、不動産投資等との比較では、初期投資費用も安いうえ、ランニングコストもかからない。

足元では、仮想通貨の市場規模が2017年１月から12月時点で1500％と拡大しているなか、大手IT企業が数百億円かけてマイニング市場へ参入する計画も伝わっており、今後同マシンに対する注目度は高まる可能性がある。

《SK》

　提供：フィスコ