【材料】新日鉄住金、ＪＦＥなど売り物こなし頑強、国内大手証券が鋼材市況の大幅上昇余地を指摘

　新日鉄住金<5401>、ジェイ　エフ　イー　ホールディングス<5411>などいずれも売り物をこなし頑強な動きをみせている。新日鉄住金は３月６日につけた年初来高値２９１２円を目前に捉えている。

　ＳＭＢＣ日興証券では２５日発行のリポートで「２０１８年前半の鋼材市況は大幅に上昇するだろう」との見解を示している。世界的に鋼材消費は堅調に推移している一方、中国の粗鋼減産は、１０月の世界粗鋼生産に対して４～５％の規模に達する見通しで需給改善の方向。減産姿勢継続となれば世界的に鉄鋼株のバリュエーションは切り上がる可能性を指摘している。



出所：みんなの株式（minkabu PRESS）