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【材料】大東建託が4連騰で際立つ陽線の多さ、賃貸保証ビジネス市場が拡大一途

大東建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大東建託<1878>が4連騰、12月5日に上放れて以降、株価上昇もさることながら陽線の多さが際立つ。引けにかけて継続的な買い注文が入っていることを意味しており、機関投資家とみられる実需買いが株高を後押ししていることがうかがえる。18日に自社株買いの終了を発表し翌19日に大きく売られたが、下値ではしっかりと買いが入り、すぐにバランスを立て直している点もそれを裏付けている。

 同社は独自ノウハウで賃貸住宅を地主に提案する事業を展開しているが、ここ市場が急速に拡大する賃貸保証ビジネスにも展開している。賃貸保証ビジネスは、滞納家賃の保証や滞納家賃の請求・督促・回収を行うだけでなく、入居の際に求められる連帯保証人を引き受ける業務も行っており、既に1000億円規模のマーケットで今後も市場拡大が続くとみられている。業績は2009年3月期から前期まで9期連続の増収営業増益を続けており、今期も収益拡大基調が続く見通しで、買い安心感がある。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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