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【材料】アウトソーシング---ラジオNIKKEIマーケットプレス11月30日放送

アウトソシン <日足> 「株探」多機能チャートより

ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』11月30放送において、アウトソーシング<2427>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

アウトソーシングは、メーカーの製造ライン向けに人材派遣及び業務請負を行う「国内製造系アウトソーシング事業」や、メーカーの研究開発部内への技術者派遣等のほかIT及び土木建築系企業等に対して技術者派遣等を行う「国内技術系アウトソーシング事業」を展開するほか、米軍基地向け事業や海外展開にも積極的に取り組んでいます。海外を含めた人材提供数は5.4万人を超え、技術・製造系では業界最大の規模を誇っています。旺盛な人材ニーズを背景として、業界全体が好調に推移しているなかで、景気変動の影響を受けやすい事業特性からの脱却や今後の環境変化への対応を図るべく、事業構造の変革に取り組んでおり、「国内技術系アウトソーシング事業」や「国内サービス系アウトソーシング事業」、「海外事業」に注力しています。また、創業以来の「国内製造系アウトソーシング事業」においても、独自の事業モデルであるPEOスキームによって、これまでの短期の生産調整領域から長期事業領域での人材ニーズの創出と顧客の囲い込みに取り組んでおり、アウトソーシングならではの成長戦略は順調に進展しています。

2017年12月期通期の業績予想については、期初予想を据え置き、売上収益が前の期と比べて58.6%増の2,130億万円、営業利益が前の期と比べて70.8%増の95億円と見込んでいます。ただ、2017年12月期は「次の飛躍に向けた戦略的踊り場」と位置付けており、大規模な追加的M&Aは予定していません。オーガニックな成長と既に実施済みのM&Aが業績の伸びに寄与する想定となっています。グループガバナンス体制の強化及びシナジー創出に注力し、投資回収期間の短縮や財務基盤の強化に取り組む方針です。

アウトソーシングは、2020年12月期を最終年度とする中期経営計画を推進しています。国内では成長性及び付加価値が高く、人材不足が課題となっているIT及び土木建築分野や参入障壁の高い米軍基地向け、海外では公的サービスの民間委託分野などを大きく伸ばす方針です。2020年12月期の目標として、売上収益を4,410億円、EBITDAを344億円と意欲的な水準を掲げています。特に、海外事業においては、引き続き、M&Aを重要な成長戦略の軸に据える方針です。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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