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【材料】<注目銘柄>=シード平和、高水準の受注残が今期業績を牽引

SEEDH <日足> 「株探」多機能チャートより
 シード平和<1739>は、京阪地域が地盤の総合建設会社。足もとの建築請負受注残高は高水準で、今期業績を牽引しそうだ。

 11月9日に発表した18年6月期第1四半期(7~9月)の単独決算は、売上高が30億6200万円(前年同期比2.2倍)、経常利益は1億3200万円(前年同期は1400万円)で着地。建築請負は大手デベロッパーとの関係強化を背景に、第1四半期末の受注残高は約105億5000万円(前年同期比61.5%増)と過去最高を更新した。また、同社は8月に公表した中期経営計画で積極的なホテル建設受注と自社ホテル事業の拡大を掲げており、京都市内で新たにホテル用地の仕入れ契約を締結したことも注目点となる。

 株価は11月20日安値1609円と、12月7日安値1610円とでW底を形成し、出直りムード。PER6倍台には割安感もある。(参)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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