2017年12月19日11時06分 【材料】NTTドコモとKDDIが安い、欧州系証券は「セル」に引き下げ NTTドコモ <日足> 「株探」多機能チャートより NTTドコモ<9437>とKDDI<9433>が安い。楽天<4755>の携帯キャリア事業への新規参入発表を契機に、競争激化懸念から通信株は軟調に推移している。ドイツ証券は18日、両社のレーティングを「ホールド」から「セル」に引き下げた。目標株価はドコモが3000円から2550円、KDDIは3400円から2900円に見直した。 楽天の参入は、両社にとってネガティブな展開とみている。楽天は配信プラットフォームと資本を有しデジタルエコシステムの構築に取り組んでいる。このため、楽天は「長期的に強力な競合企業になる」とみている。ただ、両社の株価は配当利回りが3%台の水準にあり下値余地は限定されているとも分析している。 出所:みんなの株式(minkabu PRESS)