市場ニュース

戻る
 

【材料】トランスGは小動き、グループ会社が自己採取HPV検査で北海道羅臼町と契約を発表も反応限定的

トランスG <日足> 「株探」多機能チャートより
 トランスジェニック<2342>は小動き。18日の取引終了後、グループ会社ジェネティックラボが、子宮頸がんの原因となる発がん性HPV(ヒトパピローマウィルス)の自己採取検査に関して、北海道羅臼町と検査委受託契約を締結したと発表したが、市場の反応は限定的のようだ。

 HPVの検査方法は、一般的に病院において医師による細胞採取によって細胞診と併用で行われるが、ジェネティックラボでは、検査キットによる自己採取法で、医師採取のHPV検査の判定結果とほぼ同等の検査結果が得られたという。これまで、子宮頸がん検診の受診率がなかなか上がらない現状には、「近隣に婦人科がない」「時間がなく病院で検診を受けられない」「気恥ずかしい」などの理由があったが、ジェネティックラボでは、自己採取HPV検査の提供を通じてこれらの課題を解消するとしている。なお、検査実施は来年1月を予定している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均