【テク】日経平均テクニカル:想定内のリバウンドも予想以上の上げ幅で上方シグナル

5営業日振り反発。買い先行から5日線を上回ると、その後もじりじりと上げ幅を広げる展開になった。ボリンジャーバンドでは+1σを突破し、+2σに接近している。一目均衡表では転換線、基準線での攻防から雲上限に接近していたが、形状としては雲上限が支持線として機能する格好となっている。これにより、先週に下方シグナルを発生させていた遅行スパンは再び実線を突破してきており、上方シグナルを発生させてきた。また、MACDではシグナルとの乖離が縮まってきており、陰転シグナルが継続しているものの、先行きシグナル好転が意識されてきそうだ。本日の寄付き水準を支持線として、底堅さを見極めたいところ。この水準を下回らなければ遅行スパンは上方シグナルが継続する。

《CS》

　提供：フィスコ