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【市況】マザーズ指数は続落、IPOナレッジスイートとすららネットは初値持ち越し/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、前週末からの流れを引き継いで利益確定売り優勢の展開となった。日経平均が300円を超える上昇となり、主力大型株や指数連動型の上場投資信託(ETF)、新規上場銘柄に資金が向かった面もあるとみられる。特に直近IPO銘柄の下げが目立った。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で948.29億円。騰落数は、値上がり93銘柄、値下がり143銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、GNI<2160>、DMP<3652>、サインポスト<3996>、中村超硬<6166>、SOSEI<4565>などが下落。前期業績を下方修正したシリコンスタ<3907>は17%超安でマザーズ下落率トップ。前週末に公開価格の4倍を超える初値を付けたLTS<6560>は、本日一転してストップ安水準まで売られた。一方、サイバーダイン<7779>やミクシィ<2121>は小幅に上昇。株式分割の実施等を発表したツナグS<6551>や、先週上場した一家ダイニング<9266>はストップ高水準まで買われた。BS<3623>やユーザベース<3966>の上げも目立った。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したジーニー<6562>は公開価格の2倍に迫る初値を受けた。ナレッジスイート<3999>とすららネット<3998>は買い気配のまま初値が付かなかった。また、イオレ<2334>は上場2日目の本日、公開価格の約2.7倍となる高い初値を付けた。
《HK》

 提供:フィスコ

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