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【材料】スリー・ディー・マトリックス---2Qは事業収益が233.1%増、吸収性局所止血材の欧州等の製品販売が好調

3DM <日足> 「株探」多機能チャートより

スリー・ディー・マトリックス<7777>は15日、2018年4月期第2四半期(2017年5~10月)連結決算を発表した。事業収益が前年同期比233.1%増の1.05億円、営業損失が8.63億円(前年同期は7.50億円の損失)、経常損失が7.24億円(同8.83億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が7.76億円(同9.24億円の損失)だった。

吸収性局所止血材は、国内では治験を継続中。米国では臨床試験に向けた開発を進めている。製品販売では、欧州、アジア、オセアニア及び中南米で事業収益を計上し、増益だった。歯槽骨再建材は、米国での臨床試験を継続している。その他領域は、主に国立がん研究センターとの共同プロジェクトを実施しており、医師主導治験も継続している。

2018年4月期通期の連結業績予想については、事業収益が前期比50.6%減~282.3%増の3.04億円~23.54億円、営業損益が16.75億円の損失から6.30億円の利益、経常損益が16.75億円の損失から6.30億円の利益、親会社株主に帰属する当期純損益が17.00億円の損失から6.20億円の利益とする計画を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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