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【市況】18日の株式相場見通し=米株高と円安進行で買い優勢の展開

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京株式市場は、前週末の米株式市場が米税制改革法案の年内成立期待から上昇したのに加え、外国為替市場での円安・ドル高進行も追い風となって、日経平均株価5日ぶりの反発となりそうだ。18日早朝の東京外国為替市場では1ドル=112円60銭台と、前週末に比べて円安・ドル高が進行している。

 15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比143.08ドル高の2万4651.74ドルとなり2日ぶりに過去最高値を更新した。前日に、共和党の議会執行部が大筋合意した税制改革法案に対し、マルコ・ルビオ氏ら一部上院議員が反対を表明したことが伝えられた。ただ、トランプ大統領がその後、ルビオ氏は最終的に支持に回ると言及。共和党が法案成立を優先させ、ルビオ氏の要求をのむ形で合意案を修正するとも伝えられ、前日に一時後退した税制改革法案の年内実現期待が高まり買いが優勢となった。スダック総合株価指数は、前日比80.057ポイント高の6936.583と反発し、11月28日以来、13営業日ぶりに過去最高値を更新した。

 日程面では、すららネット<3998>、ナレッジスイート<3999>、ジーニー<6562>が東証マザーズ市場に、歯愛メディカル<3540>が東証ジャスダック市場にそれぞれ新規上場する。このほかに、11月の貿易統計に注目。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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