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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 明豊エンタ、FCM、1stコーポ (15日大引け後 発表分)

明豊エンタ <日足> 「株探」多機能チャートより

 15日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 明豊エンタ <8927> [JQ]  ★8-10月期(1Q)経常は14倍増益・上期計画を超過
 ◆18年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比14倍の9億円に急拡大して着地。主力の賃貸アパート4棟、中古再生物件1棟を引き渡し、2.6倍の大幅増収を達成したことが寄与。上期計画の9億円をすでに0.9%上回っており、業績上振れが期待される。
  併せて、104万6800株(発行済み株式数の4.24%、金額で3.8億円)を上限とする自社株買いの実施を発表。

 FCM <5758> [JQ]  ★今期経常を61%上方修正、配当も21円増額
 ◆18年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億円→4.9億円に60.7%上方修正。増益率が9.3%増→75.6%増に拡大する見通しとなった。建設・電気工事向け電線やケーブル、スマートフォン向けコネクターなどの販売が伸びる。生産性向上や経費削減の進展も上振れに貢献する。
  業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の35円→56円(前期は32円)に大幅増額修正した。

 1stコーポ <1430>   ★上期経常を一転3%増益・最高益に上方修正
 ◆18年5月期上期(6-11月)の経常利益(非連結)を従来予想の7.3億円→10.2億円に39.7%上方修正。従来の26.3%減益予想から一転して2.9%増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。主力のマンション建設工事が順調に進捗する中、生産性の向上や原価低減などで採算が上向くことが上振れの要因となる。

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