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【材料】個人投資家なおやん:国内不動産の好況を受ける有望銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家なおやん氏(ブログ「ヘッジファンドディレクターの国際金融ビジネス日誌」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年12月13日20時に執筆




みなさんこんにちは。なおやんと申します。



日本株は日経平均がリバウンドから凪相場に移行し、相場をけん引していたハイテク銘柄を中心に利益確定の売りが出て、内需を中心としたバリュー株が買われる流れになっています。仮想通貨にも資金の一部が流れている様な印象を受けます。

今日はひとつ、気になる銘柄をピックアップします。

<3452> ビーロット(マザーズ)


不動産の再生・開発や、一般的な仲介、証券化業務、コンサルティングなどを行っています。代表の宮内氏は銀行出身で、金融業にも強いという特徴があります。
一般的に不動産業は業種平均PERが低いのですが、これに証券化などの高度なソリューションが加わった場合、他の不動産会社と差別化されるために業種平均PERよりも高くなる傾向が見受けられます。

業績の伸びは素晴らしく前期と比較してほぼ2倍、通期で1,896百万円の経常利益を見込んでいます。今期が好業績過ぎたために来期へ業績余力を繰り越しており、更に減損も計上済みです。


足元の株価の動きは、11月13日の3Q発表時に業績進捗が鈍化したために一時的に売られましたが、その後11月28日の上方修正発表翌日にストップ高を付けました。その翌日には高値寄りから売られましたが下値を買われており、現在は直近高値を更新中です。

12月14日の立会外分売りが終わると潜在的な売り圧力が無くなるので、分売価格3632円を下値メドとして、次の四半期決算まで中期上昇トレンドが継続しそうな雰囲気です。一部上場も期待出来ます。

想定理論株価は5000円程度なので、まだ上昇余力があると睨んでいます。

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執筆者名:なおやん
ブログ名:ヘッジファンドディレクターの国際金融ビジネス日誌

《SK》

 提供:フィスコ

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