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【市況】シャープの東証一部上場復帰後の考え方、SMBC日興証券(花田浩菜)

シャープ <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

足元でIPO人気が続いておりますが、日本株全体としては依然として動きが鈍い状況が続いておりますね。ただ、材料のある銘柄や好業績見込みのある銘柄への物色は続いているようですね。さて、本日はSMBC日興証券がシャープ<6753>の目標株価の引き上げを発表しており、12/15付「Opening Bell」にそのレポートが掲載されていますので、ご紹介しますね。

まず同レポートでは、『同社株は12月7日付で東証1部に再上場され、株式市場はこれを好感した。次は18/3期での復配の「有言実行」の有無がカタリストとなろうが、その後は19/3期以降のファンダメンタルズに再度注目が集まろう』と伝えています。

同社の事業面に関して、『鴻海精密工業からの様々なサポートがあり、前経営陣時代の負の遺産処理を17/3期に行い固定費水準が切り下がったことの2点が、液晶市況が悪化しつつある環境でも好業績を実現できた一要因と考える。19/3期以降はこうした環境要因が同社業績に波及しようが、今後の動向に注目したい』との見解を述べています。

これに加え、『ディスプレイ事業以外の事業価値』や『ディスプレイ事業としての妥当価値』なども踏まえ、SMBC日興証券では、同社の目標株価を2,200円から2,500円に引き上げています。その他にも、日本郵政<6178>やゆうちょ銀行<7182>などのレポートも掲載されていますので、詳しくは12/15付けの「Opening Bell」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《SK》

 提供:フィスコ

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