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【市況】東京株式(前引け)=続落、米株安や円高などを嫌気

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 15日前引けの日経平均株価は前日比199円69銭安の2万2494円76銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は7億6038万株、売買代金概算は1兆2647億8000万円。値上がり銘柄数は351、対して値下がり銘柄数は1649、変わらずは52銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が後半に軟化する形で売られたことから、リスク回避ムードのなかで始まった。トランプ政権の運営に先行き不透明感が意識されたことが、利益確定売りにつながり、この流れが東京市場にも波及した。外国為替市場で1ドル=112円台前半の推移と円高に振れたことも売りを助長した。日経平均の前引けは2万2500円を割り込んで着地した。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>、KDDI<9433>などが安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。楽天<4755>も売られた。ソースネクスト<4344>が大幅安、ショーケース・ティービー<3909>も下落した。半面、SBIホールディングス<8473>が高く、東海カーボン<5301>も大きく買われた。昭和電工<4004>が物色人気となり、パイオニア<6773>も買いが優勢だった。OSJBホールディングス<5912>、パーク24<4666>なども上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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