【市況】東京株式(前引け)=続落、米株安や円高などを嫌気
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が後半に軟化する形で売られたことから、リスク回避ムードのなかで始まった。トランプ政権の運営に先行き不透明感が意識されたことが、利益確定売りにつながり、この流れが東京市場にも波及した。外国為替市場で1ドル=112円台前半の推移と円高に振れたことも売りを助長した。日経平均の前引けは2万2500円を割り込んで着地した。
個別ではソフトバンクグループ<9984>、KDDI<9433>などが安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。楽天<4755>も売られた。ソースネクスト<4344>が大幅安、ショーケース・ティービー<3909>も下落した。半面、SBIホールディングス<8473>が高く、東海カーボン<5301>も大きく買われた。昭和電工<4004>が物色人気となり、パイオニア<6773>も買いが優勢だった。OSJBホールディングス<5912>、パーク24<4666>なども上昇した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)