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【市況】アメリカ、ビットコイン先物に続きETF上場なるか【フィスコ・ビットコインニュース】


ビットコインETF(金融商品取引所で取引される投資信託)は、これまでその収益性を見込むファンドマネージャーから注目されてきたが、まだ米国証券取引委員会(SEC)の承認を得た事例がない。しかし、12月11日よりアメリカの取引所でビットコイン先物が上場したことにより、再度ビットコインETF上場に取り組む企業が出ているようだ。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)は12月11日からビットコイン先物を上場した。SECが明らかにするところによると、このビットコイン先物上場に前後して、数社がSECへビットコインのETF取り扱いの申請を出している。

SECはこれまで、規制が十分に整備されてないことを理由にビットコインETFの申請を却下してきた。今年3月、アメリカの著名投資家であるウィンクルボス兄弟が申請していたビットコインETFがSECから却下された直後には、ビットコインETFの承認に対する期待感が高まり上昇していたビットコイン価格は一時15%安となった。

ビットコイン先物の上場に伴い、今後申請されているビットコインETFが承認されることになれば、さらなる資金流入の期待感が高まることとなりそうだ。

《SI》

 提供:フィスコ

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