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【通貨】東京為替:ドル・円は下げ渋り、前日からの売りは一服

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

14日午前の東京市場でのドル・円は下げ渋り。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル売りは押し目買いなどで一服した。前日発表された米11月消費者物価指数(CPI)の内容や連邦準備制度理事会(FRB)の見解は、大きな失望を誘うものではなかったが、やや過剰反応となってドル売りに振れたもよう。その流れを受け継ぎ、アジア市場でもドル売り先行となった。



ただ、ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株の反転を見込んだ円売りに振れやすい。また、米10
年債利回りは朝方から持ち直しており、午後の取引ではドルの売られすぎの修正に向かう可能性もあろう。



ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円53銭から112円79銭、ユーロ・円は133円08銭から133円51銭、ユーロ・ドルは1.1822ドルから
1.1841ドルで推移した。



【要人発言】

・ブレイナード米FRB理事
「今は職探しには素晴らしい時だ」


【経済指標】

・豪・11月失業率:5.4%(予想:5.4%、10月:5.4%)
・豪・11月雇用者数増減:+6.16万人(予想:+1.90万人、10月:+0.37万人)
・中・11月鉱工業生産:+6.1%(前年比予想:+6.1%、10月:+6.2%)
・中・11月小売売上高:+10.2%(前年比予想:+10.3%、10月:+10.0%)

《MK》

 提供:フィスコ

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