【市況】ETF売買動向＝14日前引け、野村外国株Ｈ、日興Ａリートが新高値

　14日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.2％増の663億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.9％増の601億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> 、ＡＢＦ汎アジア債券インデックス・ファンド <1349> 、ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、上場インデックスファンド豪州リート <1555> など7銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国債券・シティ世界国債 <2511> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> が3.45％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.75％安、ＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> は3.46％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が31円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金476億6000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均668億5300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が58億2800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が17億7400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が17億1400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が8億4000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が4億3500万円の売買代金となった。

株探ニュース