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【市況】日経平均は続落スタートもプラスに転じる、東エレクなどハイテク株が指数をけん引/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22699.3 (-58.77)
TOPIX  : 1808.63 (-2.21)

[寄り付き概況]


 14日の日経平均は続落でスタートした。前日の米国市場では、11月消費者物価指数(食品・エネルギー除く)が予想を下振れ、利上げペースが加速しないとの見方から買いが先行した。共和党上下院幹部で税制改革を巡る協議が法人税率を21%とすることで暫定合意に達したことが好感され、堅調推移となった。FOMCでは予想通り、政策金利が引き上げられた。イエレン議長は、18年の利上げ見通しを維持した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の22660円になり、本日の日経平均はこちらにサヤ寄せする格好から売り先行となったが、ハイテク株中心に買い戻しの動きがみられており、直後にプラスに転じている。一方で、想定通りの結果となった米FOMCを受けてメガバンク中心に金融セクターには出尽くし感が優勢となった。

 セクターでは、銀行業、保険業、鉱業、その他金融業が下落。売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>、みずほ<8411>、ソニー<6758>、KDDI<9433>、楽天<4755>が下落。一方で、前日に上場したSGホールディングス<9143>が4%高となっているほか、日本郵政<6178>、東京エレクトロン<8035>、パナソニック<6752>、コマツ<6301>、SUMCO<3436>、安川電機<6506>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、武田薬品<4502>などは堅調。
《SK》

 提供:フィスコ

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