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【経済】FOMC プレビュー~焦点は 2018 年末の政策金利見通し、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2017年最後のFOMC(連邦公開市場委員会)が開催されていますね。市場の焦点はどこなのでしょうか。12/13付けの「主要通貨デイリー」では、FOMCの焦点とその影響について考察していますのでご紹介します。

同レポートではまず、『日本時間14日4時、FOMCの結果が公表される。市場は利上げをほぼ100%織り込むなど利上げ自体は既定路線となっており、焦点はFOMCメンバーによる2018年末の政策金利見通し(ドットチャート)となる』と伝えています。

続けて、前回の9月FOMC開催時から市場環境に大きな変化がなかったことから、年3回の利上げ見通しは維持されるとみているものの、『インフレ率の伸び悩み等を背景に、年2回の利上げを支持するメンバーが増加する可能性も否定できない。その際には、市場は一時的に米金利低下、ドル安で反応すると予想される』と分析しています。

最後に、FOMCで投票権を持つメンバーがタカ派寄りにシフトすることや、インフレ圧力の高まりを考慮すると、『来年は年3回の利上げが実施されることが見込まれ、市場の利上げの織り込みが2回程度に留まっていることも踏まえると、利上げ期待が修正されるに伴いドルは緩やかな上昇基調を辿ると予想される』とまとめています。

詳しくは12/13付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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