【市況】東京株式(前引け)=半導体関連など値がさ株軟調で続落
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、朝方は売り買いを交錯させていたが、徐々に売り優勢の流れとなった。メガバンクなど金融株が買われる一方で、半導体関連の値がさ株が再び軟化し全体指数を押し下げた。米アラバマ州の補選の結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている部分がある。
個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが物色人気となり、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>も高い。きょう上場のSGホールディングス<9143>は、公開価格を17%上回る1900円で初値を形成、前引けは1870円だった。ニッカトー<5367>、TYK<5363>なども高い。半面、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>が軟調、SMC<6273>も下落した。有沢製作所<5208>、ヤーマン<6630>、ディー・エヌ・エー<2432>などの下げも目立った。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)