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【市況】レンジ内での値動きを足元では継続【フィスコ・ビットコインニュース】


8時30分時点でビットコイン価格は、フィスコ仮想通貨取引所で1,966,610円、Coin Market Capでは17,535.80ドルで推移している。15分足では荒い値動きを見せているものの、1時間ごとの値動きでは、12日の夜間から基本的にレンジ内での値動きを足元では継続している。なお、12月13日のここまでの高値は1,989,000円、安値は1,935,000円。

米ブラックロックのアジア太平洋アクティブ投資責任者ベリンダ・ボア氏はビットコインについて「バリュエーションが高ければ高いほど、一定のボラティリティー(変動性)に直面する可能性が高まる」とし、 「今後はもっとずっと大きなボラティリティーに見舞われると予想している」と話したと一部メディアが報じている。直近で各メディアが取り上げることも多くなり、一段とビットコインへの関心が高まっているなか、利食い優勢となる場面では損失に耐え切れない個人投資家の投げ売りが出てくる可能性も意識しておきたい。

また、ゴールドマン・サックスは「金の指数連動型上場投資信託(ETF)からの目立った資金流出が確認されていない」とレポートで指摘、金と比べた規模の小ささから投資家にとって「ビットコインは分散投資や損失回避(ヘッジ)の手段とみなしにくいだろう」との見方を示しているようだ。北朝鮮リスクなどが高まった場面でリスク回避目的の資金がビットコインに流入するといった見方もあるが、こういった局面では慎重に値動きを見極める姿勢が必要となってくるだろう。


※ビットコイン/日本円はフィスコ仮想通貨取引所、ビットコイン/米ドルはCoin Market Capを参照。なお、ビットコイン価格については値動きの関係上、ニュース作成時から大きく変動している場合がございます。あらかじめご了承ください。

《WA》

 提供:フィスコ

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