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【市況】東京株式(前引け)=利益確定売り圧力こなし小幅プラス圏で着地

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 12日前引けの日経平均株価は前日比5円48銭高の2万2944円21銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億9425万株、売買代金概算は1兆1742億7000万円。値上がり銘柄数は1008、対して値下がり銘柄数は932、変わらずは106銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場ではNYダウが3日続伸で連日の最高値更新と上値追い基調を続けるなか、リスクオンの流れが意識されたが、前日までの日経平均3日続伸を受け利益確定の売り圧力が上値を押さえる格好となった。方向感が定まらないなか、前日終値を挟んでの往来となり、小幅ながらプラス圏で着地している。米国のアラバマ州の上院補欠選挙やFOMCの結果などを前に積極的な売買は避けられた。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が売買代金トップで上昇するなどメガバンクが物色人気。東京エレクトロン<8035>、コマツ<6301>なども堅調。アイロムグループ<2372>が値を飛ばしたほか、gumi<3903>も大幅高。KIMOTO<7908>、石川製作所<6208>も上昇した。半面、オリンパス<7733>が軟調、KDDI<9433>も値を下げた。安川電機<6506>も安い。サンフロンティア不動産<8934>が急落、カーリットホールディングス<4275>、ソースネクスト<4344>も売られた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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