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【材料】大豊建が続落、不正取引の疑いが判明

大豊建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 8日、大豊建設 <1822> が下請け業者との不正取引の疑いが判明したと発表したことが売り材料視された。

 発表によると、9月6日付で外注契約における不正な経理処理を告発する匿名の投書が内部通報窓口などに届いた。社外役員や社外有識者で構成した調査チームが調査した結果、15年10月から17年8月までの間、同社事業所で特定の協力会社に架空発注、水増し発注を行い、工事費約1億4000万円を不正に支払っていた疑義が生じているという。

 会社側では不正取引の全容解明や原因究明に向け、調査を進めるとしているが、会社イメージの悪化や業績への影響を懸念する売りが向かった。

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