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【通貨】外為サマリー:1ドル113円20銭台へ上昇、GDP改定値は予想上回る

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円24銭前後と前日午後5時時点に比べ70銭程度のドル高・円安で推移している。

 7日のニューヨーク市場では、米税制改革法案の上下院での一本化期待が強まったほか、NYダウや米長期金利の上昇を受け113円台を回復。一時113円16銭まで上昇した。米下院でつなぎ予算が可決され、政府機関の閉鎖が当面回避されたことも好感された。

 この日の東京市場は113円10銭台で取引が始まった。内閣府が発表した7~9月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比年率換算2.5%増と速報値の同1.4%増から上方修正された。市場予想(1.5%増)も上回った。日経平均株価が200円を超す上昇となるなか、ドル買いが優勢となり113円20銭台に値を上げている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1768ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=133円25銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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