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【材料】森組が続急騰、2006年の高値上抜き実質青空圏に浮上

森組 <日足> 「株探」多機能チャートより
 森組<1853>が続急騰、ここにきて再び投資資金の流入が観測されている。前週末に8%高と急動意したが、きょうは勢いが加速して13.5%高の430円まで買われ、2006年につけた413円の高値を約11年ぶりに上抜いた。時価は実質的な青空圏に浮上し上値が軽い。

 関西を地盤に土木だけでなくマンションや商業施設を展開しており、優良工事に定評がある。18年3月期業績については営業利益段階で前期比38.5%増の22億5000万円予想と従来予想の14億1000万円から大幅に増額修正したことで、市場にポジティブサプライズを与えた経緯がある。また安倍政権は、建設国債などを発行して財源を確保し、2017年度の補正予算案の追加歳出を2兆円台後半にする検討に入る構えにあることが伝えられていることから、官公庁向けで実績を有する同社にも追い風が強い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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