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【材料】YKTが売り一巡から反転気配、量子コンピューター関連の一角として投機マネーが交錯

YKT <日足> 「株探」多機能チャートより
 YKT<2693>が売り一巡から足もと買い優勢に変わってきた。同社は、量子力学的な重ね合わせにより、極微の世界で起こり得る物理現象を活用して並列コンピューティングを実現させる“量子コンピューター”関連の一角として人気化、11月下旬に5日連続ストップ高を演じるなどでマーケットの注目を浴びた。しかし、需給先行で行き過ぎに買われた感もあり、11月29日以降は急な調整を余儀なくされていた。

 同社は、輸入販売を手掛ける完全子会社サンインスツルメントが、レーザー微細加工システムや世界最高水準のローノイズRFランプなどの商品を取り扱っており、これらは研究機関や大学向けなどで、一部量子コンピューターの研究開発に使用されているとみられている。これが株高の原動力となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2017年12月04日 10時48分

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