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【市況】マザーズ指数は6日続伸、人気株に積極的な押し目買い、直近IPOサインポストはストップ高/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、為替の円高などを受けた日経平均の反落スタートに連れて、利益確定売りが先行した。しかし、このところの中小型株物色の流れから、人気株には積極的な押し目買いが入り、マザーズ指数は強い切り返しを見せた。なお、マザーズ指数は6日続伸、売買代金は概算で1198.88億円。騰落数は、値上がり159銘柄、値下がり78銘柄、変わらず7銘柄となった。マザーズ指数は5日線に沿った上昇が続いている。
 個別では、力の源HD<3561>がマザーズ売買代金トップで連日の上場来高値更新。全日本空輸(ANA)と国際線機内食に新ラーメンを提供すると発表している。エンバイオHD<6092>、串カツ田中<3547>、メドピア<6095>などは10%超の大幅高。また、マーケットE<3135>が3日連続で買い気配のままストップ高比例配分となり、直近IPO銘柄のサインポスト<3996>もストップ高水準で本日の取引を終えた。その他、ソレイジア<4597>、DMP<3652>、PKSHA<3993>などが上昇し、SOSEI<4565>は小幅高だった。一方、ミクシィ<2121>、ブライトパス<4594>、ドリコム<3793>などが下落。ブライトパスは新株予約権発行で希薄化懸念等が先行した。また、足元で人気だったサンバイオ<4592>や、ファミリーマートのコインランドリー参入報道で競争激化が懸念されたWASHハウス<6537>が急反落し、マザーズ下落率上位に並んだ。
《HK》

 提供:フィスコ

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