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【市況】日経平均は52円安でスタート、下げ幅を縮める展開、日銀のETF買い入れへの思惑が支え/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22470.91 (-52.24)
TOPIX  : 1775.62 (-1.46)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前引けからやや下げ幅を縮めてスタートした。ランチタイムの225先物は22460円-22480円レンジでのもみ合いが続いた。昼のバスケットは売り買い均衡との観測。円相場は1ドル=111.30円近辺とおおむね横ばいで推移した。海外株安や為替の円高を受けて日経平均は軟調もみ合いが続くが、後場に入り日銀による上場投資信託(ETF)買い入れへの思惑が支えとなっているようだ。

 売買代金上位では、トヨタ自<7203>、SUMCO<3436>、ファナック<6954>、TDK<6762>、ホンダ<7267>などがさえない。公募増資等の実施を発表したダイフク<6383>は2%超の下落となっており、DeNA<2432>やKLab<3656>の下げも目立つ。一方、売買代金トップの任天堂<7974>が2%弱の上昇となっているほか、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、東エレク<8035>などがしっかり。英会話のイーオンHD買収を発表したKDDI<9433>は2%超高。採寸用ボディースーツの無料配布を発表したスタートトゥ<3092>は10%高となっている。業種別では非鉄金属、海運業、鉄鋼が下落率上位。半面、その他製品、小売業、ゴム製品が上昇率上位となっている。
《DM》

 提供:フィスコ

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