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【材料】<動意株・24日>(前引け)=スタートトゥデイ、データホライゾン、日本和装

スタートトゥ <日足> 「株探」多機能チャートより
 スタートトゥデイ<3092>=大幅高。同社は22日、プライベートブランドの「ZOZO(ゾゾ)」を立ち上げることを発表、同時に伸縮センサー内蔵の採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の無料配布の予約受付を開始することも発表しており、これが買い人気を呼び込む格好となった。伸縮センサーにより体のサイズを採寸することで各人にピッタリの服を提供することが可能となり、ファッションeコマースの課題となっていたサイズの不安を解消することから画期的な材料と捉えられているようだ。

 データホライゾン<3628>=急伸。同社は23日付の日本経済新聞で「全国健康保険協会(協会けんぽ)の広島支部(広島市)とデータホライゾンは6種類以上の薬を服用する患者に、医師や薬剤師に相談するよう促す通知書を郵送する取り組みを始めた」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。記事によると、データホライゾンは協会けんぽ広島支部の被保険者のなかから、2つ以上の医療機関を受診し、院内外から受け取った薬を6種類以上服用している患者を抽出。同じ薬が重複していないか、多剤併用で飲み合わせが悪い薬はないか、などの服薬内容をチェックし、服薬情報の通知書を患者2万人弱に郵送で送付したという。医療費の削減につながる取り組みとして注目されているようだ。

 日本和装ホールディングス<2499>=急上昇をみせ6連騰。同社は着付け教室を展開し、着物や帯などの販売仲介を行っている。時流に乗りにくい業態とみられていたが、テレビコマーシャルで木村拓哉や米倉涼子を採用してイメージアップ戦略が功を奏し、ここにきて受講者が増勢を強め収益急成長路線に復帰、マーケットでも見直し買いの動きが急速に進んでいる。ここ、機関投資家とみられる断続的な実需買いも観測されているもようだ。17年12月期は営業利益段階で従来予想の3億8000万円から前期比約4割増の4億5000万円に大幅増額修正、年間配当は前期比倍増の10円を計画し、最近の株価急上昇後でも時価配当利回りは2.4%に達している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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