【市況】11時00分現在の日経平均株価は22422.99円で推移、ホンダやTDKがさえない

11時00分現在の日経平均株価は22422.99円（前日比100.16円安）で推移している。前日の米国市場は感謝祭の祝日で休場であった。22日のNYダウが反落となり、シカゴ日経225先物清算値が大阪比180円安の22400円だったこともあり、こちらにサヤ寄せする格好から日経平均は売り先行でスタートした。為替相場は1ドル111円20銭で推移しており、円高進行も嫌気されている。週末要因による利益確定売りの動きのほか、本日米国市場が「ブラックフライデー」で短縮取引となることから、海外勢のフローは限られている。だたし、朝方より下げ幅は縮小してきており、押し目買い意欲は依然として見られている。

値下がり率上位には、子会社3社で品質データ改ざん発覚との報道及び発表を受けた三菱マテリアル<5711>のほか、PCデポ<7618>、KLab<3656>が大幅下落。一方で、値上がり率では、ニッカトー<5367>、スタートトゥデイ<3092>、ヤーマン<6630>が2ケタの上昇。スタートトゥデイは、「ZOZOSUIT」の無料配布発表に対する見直しの動きがみられている。売買代金上位では、SUMCO<3436>、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、TDK<6762>、ダイフク<6383>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>、ディーエヌエー<2432>、TDK<6762>、コマツ<6301>が下落。一方で、国内証券による目標株価引き上げを受けた任天堂<7974>のほか、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>、ソニー<6758>、KDDI<9433>、NTT<9432>は上昇。

《SK》

　提供：フィスコ