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【材料】【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2Q決算(2017年7-9月期)(1/8)

スパークス <日足> 「株探」多機能チャートより

このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2018年3月期第2四半期(2017年7-9月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。8本に分けたコンテンツの1本目です。


進行役:この時間はスパークス・グループ<8739>の第2四半期の決算についてCEOで社長の阿部とともにお伝えさせていただきます。よろしくお願いします。


CEO阿部:よろしくお願いいたします。


進行役:それではまず、終わった決算から見て行きましょう。


CEO阿部:営業収益は+33.7%ですが、注目に値するのは、それに対して、利益は+67.3%です。毎回この場でお話させていただいているのは、私たちのビジネスというのは、損益分岐点を超えて以降の限界利益率がものすごく高いということです。


そういう中で、確実に日本株及び日本の投資、それは再生エネルギーであったり、未来創生ファンド等、ここ数年、新しく私達が取り組んできた収益性の高い投資が、利益の成長にはっきりと寄与する段階に入っています。預かり資産が増えることに連動して、営業収益が増える。その営業収益が増えるのに、ギア・レバレッジがかかって、利益が増える段階に入ってきています。そういうギアを取り除いて、本当の基礎的な成長力を見たのが、この表で言うと、基礎収益の成長で、ほぼ営業収益の成長ということになると思います。あえて言うと、私たちの決算というのは常にこれまで起こってきたことの成績表です。これに一喜一憂・満足することなく、常に先を見据えて、努力をしていくということが大事だということは、今回の決算踏まえても、社員の皆さんには繰り返しお話しているところです。


進行役:内訳を簡単に見ておきますと、まずやはり今、阿部から申し上げたように成功報酬の伸びが非常に大きくなってくるということになります。


CEO阿部:成功報酬が付帯しているファンドを運用している私たちのビジネスモデルというのは、その意味でハイブリット型です。ハイブリット型とは、一般的に資産運用会社というのは、資産の運用残高に運用報酬料率を掛けたものが、利益のもとなのですが、私たちの場合はそれに加えて、パフォーマンス及び再生エネルギー等の投資においては、プロジェクトの規模に応じて、一定額の成功報酬が支払われる設計になっています。これは極めてユニークな、最終投資家と利害をしっかり共有し、上手くいった時には私たちにも一定額の報酬が付加的に支払われるというモデルになっています。ですからスパークスは、規模は、あまり大きくなくても、収益的には今後、日本を代表する、できれば近い将来、日本一儲かるアセットマネジメント会社になりたいというのが私の目指すところです。


(2/8)に続く
《FA》

 提供:フィスコ

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